薪ストーブ ・煙突・安全設置技能・資格制度・運営委員会

薪ストーブ 及び煙突の安全設置技能資格制度運営委員会

煙突の取付要領の統一

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煙突の取付要領の統一

煙突の選択

1. 煙突は、工場生産された 断熱材入り断熱2重煙突を使用する。 (注意1)
2. 煙突の接続部は、 雌雄に爪があり回転固定でき、固定バンドでとめられるもの。

煙突の材質

1. 煙突内筒 ・ 外筒の使用材料はSUS304以上とする。

断熱材の材質

1. 煙突に使用する 断熱材は、 25mm以上とします。
2. 煙突に使用する 断熱材は、 国内不燃認定品 ・ BS ・ EN ・ ISO等合格品とします。

煙突の口径

1. 有効に燃焼排ガス等を排出するために、 薪ストーブメーカーの指定する煙突径の煙突を使用する。
2. 薪ストーブメーカーの指定する煙突径を縮小・拡大しないこと。

煙突の加工

1. 煙突は、 何等の変更もしくは切断をしたりせずに使用しなけければなりません。

煙突の組立

1. 煙突は、 雄の接続部が上に来るように正しく取付けること。
2. 煙突を外部で使用する場合は接続部、 又は外筒各部合わせ目を必ずシールすること。

煙突の横引き

1 煙突の横引き部分は、原則1m以下とします。

煙突の曲り

1. 煙突の曲りは原則として合計180°以内とし、 曲り数は4個以内とすること。
2. 煙突掃除が容易に出来る設置とすること。

煙突の高さ

1. 煙突の高さは、4m以上で10mを超えないこと。

煙突の室内の立上り

1. 煙突の室内の立上りは、容易に煙突掃除が出来る高さにすること。

煙突等の固定

1. 煙突は、 自重 ・ 風圧 ・ 積雪荷重及び振動等に対して、 十分に耐え、
かつ、 煙突を構成する各部及び薪ストーブ本体との接続部が 容易に外れないように堅固に取付けること。
2. 支持金具等の使用材料はSUS304以上とする。
3. 支持金物は、 2.5M未満に1ヶ所しなければなりません。

煙突と 『可燃物』 との離隔距離

1. 煙突表面より、 125mm以上の離隔距離とします。

煙突の隠蔽部への設置

1. 煙突は、 点検、 維持が容易にできる場所に設置すること。
2. 天井裏等の隠蔽部に設ける場合は点検できるようにし、
修理、 取り替えに必要な範囲の隠蔽部材の取り外しができるように配慮すること。

煙突吹出口と『可燃物』との離隔距離

1)煙突の屋上突出部は、 屋根面からの垂直距離を100cm以上とすること。
2)煙突の高さは、 その先端から水平距離1m以内に建築物がある場合で、
その建物に軒がある場合においては、 その建築物の軒から100cm以上高くすること。
*煙突設置
1. 建築基準法・火災予防条例を順守して設置すること。
2. 煙突は、 排煙が十分に確保できるように設置すること。
3. 煙突は、 断熱材入り断熱2重煙突を薪ストーブ本体口元より接続する。
4. 煙突掃除が容易に出来る設置とすること。

注意1

煙突の構造 : 直管等と役物は全て25mm以上の隙間を有する二重構造になっているもの。
25mm以上の隙間には、 国内不燃認定品 ・ BS ・ EN ・ ISO等合格品の断熱材が充填されているもの。
煙突内筒 ・ 外筒の使用材料はSUS304以上のもの。
煙突の接続部は、 雌雄に爪があり回転固定でき、 固定バンドでとめられるもの。

建築基準法施行令及び火災予防条例に照らしてみてそれらに合致していることが大切です。

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