薪ストーブ ・煙突・安全設置技能・資格制度・運営委員会

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煙突の常識・非常識

煙突の常識・非常識

煙突を設置するには、法律を順守しなければなりません。
しかし、施行されている建築基準法(国交省)・火災予防条例(総務省)共、
順守しても、イメージの先行している煙突基準なるものが横行しております。


煙突の常識-1
どこかで見たことありませんか?
*イラスト内の数値は、アメリカ本国の法律によるもので、参考の数値です。現場によって、数字どおりにできないことがありますので、販売店にご相談ください。と書いてありますが、
ほとんどの方はこれが日本の法律と思っております。この様な法律は日本にはありません。
この様なイメージイラストを推奨している団体もメーカーもありますが、室内煙突に関しては旧態のシングル煙突使用がほとんどです。

煙突

煙突にはどの様なイメージをもっていますか?

昔 学校にあったダルマストーブに付いていたブリキの煙突。
時計型のブリキストーブに付いている1M位の煙突。
風呂釜の煙突。
ホームセンターで売っている薄板での煙突。
欧米の安全基準をクリアーしている断熱材入り断熱2重煙突。

日本の法律では、すべてが煙突なのです。

煙突についての法律は建築基準法施行例(昭和25年政令第338号)第115条が適用になっております。(その後3回程の改正はありましたが、)
昭和25年頃の煙突といえばブリキ!石綿!土管!その様な物しか無かった時代です。
ステンレスでそれも断熱材入り断熱2重煙突なんて想像も出来ない時代です。
法律には煙突は可燃材料等から15センチメートル以上離して設けること。とあります。
当時は俗に言うシングル煙突しかなかった時代です。
現在普及している、欧米の安全基準をクリアーしている断熱材入り断熱2重煙突も同様で可燃材料等から15センチメートル以上離して設けなければいけません。

日本の法律を順守して設置しなければなりませんので15センチメートル以上離して施工しております。

煙突で採熱をする!!

煙突って暖房器具?? 違いますヨネ! 
煙突は排煙に使用するものです。
車で例えれば、薪ストーブ本体はエンジン。煙突はマフラー。
エンジンの能力を充分に引き出すのがマフラーです。
煙突は薪ストーブの能力を充分に引き出すためのものです。

断熱材入り断熱2重煙突なんて高価なだけで・・シングル煙突で充分!!

欧米の排煙・安全基準をクリアーしている薪ストーブを設置するのなら、
断熱材入り断熱2重煙突でなければだめです。
日本の法律では、シングル煙突でもよいのですが、
車で例えれば、外車のエンジンに国産のマフラーを付けるようなものです。
車の性能が出ないように、薪ストーブも性能が出ません。
エンジンとマフラーが一体のように、薪ストーブ本体と煙突は一体ものなのです。

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